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サントリープロダクツ、ペットボトル製品生産増強

2018年8月3日 (金)
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拠点・施設サントリー食品インターナショナル(東京都中央区)は3日、同社グループのサントリープロダクツ(同)が榛名工場(群馬県渋川市)で、無菌充填で製造するペットボトル製品の生産設備を増強すると発表した。2018年冬から着工し、20年春、21年春にそれぞれ新ラインの稼動を目指す。

健康志向の高まりや働き方などの変化により、顧客ニーズが多様化し、なかでも水、コーヒー、お茶カテゴリーが伸長している。今年度、同社は「サントリー天然水」「BOSS」「伊右衛門」「サントリー烏龍茶」などの無糖茶カテゴリーを活動の柱としてこれまで以上に重点を置き、積極的なブランド投資を行っている。新ラインは、特に成長が著しい麦茶やペットボトルコーヒーを中心に、中期的な安定供給を図るため、生産設備を増強することにした。

既存缶ラインを炭酸・非炭酸兼用少容量PETラインへ置換えるほか、既存大容量PETラインを大小兼用ラインへ更新する。これにより、ペットボトル飲料の年間生産能力が3400万ケース(1000万ケース増)となる。