佐川急便、菊川市と地産茶の海外販路拡大で提携

国内佐川急便（京都市南区）は15日、静岡県菊川市と菊川茶の海外輸出推進に関する「菊川茶海外輸出戦略に関する協定」を締結したと発表した。菊川市と菊川茶の認知度向上と地域産業の活性化を目指す。

同市は地域の知的財産として保護する地理的表示（GI）保護制度に登録された深蒸し菊川茶の海外輸出により、地元産品の販売促進や地域経済活性化を目指しており、佐川は海外への販路拡大における最適な販売国や海外モール、国際輸送手段の選定などで協力する。

同社は地域経済の活性化への取り組みに官民一体で取り組むSAGAWAタウンサポートを推進しており、今回の協定もその活動の一環となる。ことし8月には海外進出する通販事業者向けに、最適な国際輸送やECサイトの開発、運用、マーケティング、販路紹介など一貫して支援する「SAGAWAの海外通販まるごとサポート」の提供を開始しており、これらのノウハウを生かして菊川茶の海外販路拡大を支援していく。

▲菊川市　長谷川寬彦市長 (左)、 佐川急便 執行役員 兼 中京支店長 兼 東海支店長 森 裕一郎(右)

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LOGISTICS TODAY編集部
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