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サントリーと大王製紙、持続可能な物流で表彰

2023年12月20日 (水)

認証・表彰サントリーホールディングスは19日、子会社のサントリーロジスティクス(大阪市北区)、大王製紙、ダイオーロジスティクス(愛媛県四国中央市)とともに、国土交通省と経済産業省が主催する2023年度の物流パートナーシップ優良事業者表彰で、強靱・持続可能表彰を受賞したと発表した。持続可能な物流体系の構築に積極的に取り組んだ功績が評価された。

▲(左から)サントリーロジスティクス取締役営業・調達国際統括兼調達国際部長の高橋幸夫氏、サントリーホールディングスサプライチェーン本部物流部長の熊谷陽一郎氏、経済産業省商務・サービス政策統括調整官の山影雅良氏、大王製紙取締役常務執行役員紙・板紙事業部長兼コーポレート部門IT企画本部担当の石田厚氏、ダイオーロジスティクス社長の竹内正人氏(出所:大王製紙)

具体的には、サントリーグループの飲料製品を積んだ上に、大王製紙の製品をトレーラー内上部に効率的に混載し、輸送効率を向上させた。これにより、年間で180台のトラック輸送を削減するとともに、トラックドライバーの運転時間を2100時間、CO2排出を115トン削減した。混載したトレーラー輸送では、大王グループの拠点2か所を中継地として活用。輸送エリアを関東圏、中部圏、関西圏に3分割し、3人のトラックドライバーがリレー形式で輸送することで、ドライバーの労働負荷を低減した。

▲貨物混載の様子(クリックで拡大)

また、31フィートコンテナを利用して東京‐大阪間で鉄道輸送を採用。関東から関西への貨物移動が多いサントリーグループと、関西から関東への貨物移動が多い大王グループとの協力により、往復輸送を実現。一般的な12フィートコンテナより大きい31フィートコンテナを使用し、輸送効率も高めた。これにより、年間当たり290台のトラックを削減し、トラックドライバーの運転時間を1800時間、CO2排出は100トン削減した。

▲鉄道コンテナ輸送のイメージ(クリックで拡大)

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LOGISTICS TODAY編集部
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