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三井M&S、博多港のクレーン点検管理をデジタル化

2023年12月22日 (金)

荷主三井E&S(東京都中央区)は21日、クレーン点検管理システム「CREWS」(クルーズ)を開発し、博多港アイランドシティコンテナターミナルにおけるクレーン法令点検業務での試用を開始したと発表した。

同システムは、同社グループ企業の三井造船特機エンジニアリング(岡山県玉野市)、三井E&Sシステム技研(千葉県千葉市)と共同開発したもので、タブレットやスマートフォン端末を用いて現場で点検結果を入力し、現場写真とともにクラウド上に保存することで、クレーン点検業務のデジタル化と報告書作成業務の効率化を可能にする。

▲スマートフォンでの点検画面イメージ(出所:三井E&S)

また、点検結果の照査、点検履歴や状態画像、不具合項目の確認を全てクラウド上で行い、点検データを収集・共有・一元管理することで、点検作業効率化や保守作業・部品交換の運用最適化も実現させる。

今後の展望としては、オペレーションに関する多様なデータを収集・分析可能なクレーン遠隔モニタリングシステム「CARMS」(カームス)とクルーズの機能連携を行い、点検作業の更なる効率化と状態監視、予兆検知、故障予測等によるメンテナンス提供を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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