ロジスティクス三井E&Sマシナリーは21日、トルコのコンテナターミナル運営会社「イルポートホールディング」から、同国ゲムリック港向けに岸壁用ガントリークレーン4基とヤード用トランスファークレーン6基、スウェーデン・ガブレ港向けに岸壁用ガントリークレーン3基――の合わせて13基、総額100億円を受注した、と発表した。

▲トルコ・ゲムリック港
トルコのゲムリック港に納入する岸壁用ガントリークレーンは、コンテナ23列に対応し、1万8000TEU船の荷役が可能。スウェーデンのガブレ港に納入するクレーンは、トラック位置検出機能と半自動荷役機能を搭載した最新鋭クレーンコンテナで、コンテナ22列、1万4000TEU船の荷役に対応する。
同社はこれまでゲムリック港向けに17基を納入した実績があり、今回の受注は同港の繁忙に加え、同社クレーンのパフォーマンスの良さが評価されたものとしている。