三井E&S、ベトナム港湾にクレーン30基納入

ロジスティクス三井E&Sは13日、ベトナム海運公社ベトナム・マリタイム・コーポレーション（VIMC）傘下のポート・オブ・ハイフォン・ジョイント・ストック・カンパニー（CHP）から、大型岸壁用コンテナクレーン6基と、タイヤ式電動門型クレーン24基を受注したと発表した。

CHPがベトナム北部のハイフォンエリアで進めるコンテナターミナルの整備事業を増強するもので、両社にとって今回の取引はベトナムで過去最大規模となる。大型岸壁用コンテナクレーンは65メートルのアウトリーチで大型のコンテナ船に対応可能で、ハイフォンエリアで最大級のクレーンとなる。環境対応型のタイヤ式電動門型クレーンとともに、CHPの荷役能力増強に寄与する。

▲（左から）大型岸壁用コンテナクレーン、タイヤ式電動門型クレーン（出所：三井E&S）

三井E&Sは、01年と07年に日本の政府開発援助（ODA）の一環として、CHP向けに大型岸壁用コンテナクレーンとタイヤ式電動門型クレーンを納入しており、故障率の低さと品質の高さが評価され再度受注に至ったとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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