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ダイムラートラック、燃料電池車両が公道走行段階に

2023年12月25日 (月)

荷主大手トラックメーカーのダイムラー・トラック(Daimler Truck、ドイツ)は19日、水素燃料トラック「メルセデス・ベンツ GenH2」の公道テストを完了し、2024年半ばから同トラックによる長距離輸送トライアルを開始すると発表した。

同トライアルに参加する企業には、アマゾン(Amazon、アメリカ)、エアプロダクツ(Air Products、アメリカ)、イネオス(INEOS、イギリス)、ホルシム(Holcim、スイス)、ウィードマン&ウィンツ(Wiedmann & Winz、ドイツ)が含まれ、同トラックは、建築資材、海上コンテナ、ボンベガスの輸送など、ドイツの長距離用途に利用される。車両への燃料補給は、同国内のヴェルト・アム・ラインとデュイスブルク地域の公共液体水素充填所(sLH2)で行われる。

同トライアルに参加するエアプロダクツは、世界中の世界のトラックを水素駆動車両に転換することを目標に掲げており、今回のトライアルにおいては、シリンダーガス輸送に同水素燃料トラックを使用。加えてダイムラー・トラックに、給油インフラの一部と水素を提供し、同社の最新液体水素用移動式給油ステーションをデュイスブルク地域にて提供する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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