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航空電子、コネクタ事業の生産拠点で新棟着工

2012年12月21日 (金)

拠点・施設航空電子は21日、コネクタ事業の主力生産拠点・弘前航空電子(青森県弘前市)で新工場棟の建設に着手したと発表した。

同社は2004年から08年にかけて将来の事業発展に備えた積極的な設備投資を行い、国内・海外生産拠点で8工場、関連施設を建設することで、生産スペースをそれまでの1.6倍に拡張し、そこにプレス、モールド、組立機などの設備を導入することで、開発・生産体制の増強を図ってきた。

その後、拡張したスペースと設備を段階的に活用し、業績を拡大してきたが、好調なスマートフォンや自動車向けコネクタの需要増などにより、生産拠点が手狭になっていた。

新工場棟は、こうした状況に対応するとともに、将来の事業発展にも備えるもの。航空電子は国内で弘前航空電子と山形航空電子の2拠点で新工場棟を、海外ではJAEフィリピンズ社で第二工場をそれぞれ建設する方針で、今回の弘前航空電子の新工場棟もこうした取り組みの一環として実施する。

新工場棟は、二階建て延べ1万8200平方メートルの建屋を建設し、拡大するスマートフォンや自動車関連需要向け製品を生産する。竣工は来年7月。