アパレル日本合成化学工業は26日、食品包装材などに使用されるハイガスバリア性EVOH樹脂「ソアノール」の生産設備を増設すると発表した。
ソアノールの販売が欧米市場で堅調に成長しているほか、アジア、南米などの新興市場でも需要拡大が見込まれている。
現在、同社は世界で年産5.1万トンの生産能力を保有しているが、今後の需要増加に対応するためには生産能力の増強が必要であると判断し、連結子会社のNOLTEX社(米国テキサス州)に年産1.5万トンの生産設備を増設する。
増設完了後の全世界の生産能力は年産6.6万トンになる見込み。