ヤマト運輸、4月に届け出運賃を一部値上げ

ロジスティクスヤマト運輸は12日、宅急便の届け出運賃を、4月1日から一部値上げすると発表した。180サイズと200サイズの大型の荷物とクール宅急便、ゴルフ宅急便が対象となる。届け出運賃の改定は6年ぶり。また、今後は外部環境の変化により、年度ごとに柔軟に運賃を見直す。

今後は外部コスト上昇が見込まれるものの、物価上昇に落ち着きが見られることなどを踏まえ、宅急便の運賃見直しは一部にとどめるなど「届け出運賃で宅急便を利用する個人への影響を最小限にした」としている。通常の宅急便とは異なるクール宅急便の付加料金の改定、ゴルフ宅急便の規格変更を含め、全体の改定率は2％程度。

売上の大半を占め、届け出運賃から個々の割り引きを適用する法人契約については、これまでの改定状況を踏まえながら契約内容の適正化に向け協議を継続するとしている。

■宅急便・宅急便コンパクト運賃表（24年4月1日から適用・現金決済）
https://yamato-hd.co.jp/news/attachment/newsrelease_20240112_1_1.pdf

▲クール宅急便の付加料金（いずれも税込み）

■ゴルフ宅急便（キャディバッグサイズ）運賃表（24年4月1日から適用・現金決済）
https://yamato-hd.co.jp/news/attachment/newsrelease_20240112_1_2.pdf

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LOGISTICS TODAY編集部
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