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海運3社株価上昇、中東緊迫化で運賃上昇見込まれ

2024年1月18日 (木)

ロジスティクス国内大手海運3社、日本郵船、商船三井、川崎汽船の株価は、中東における地政学的理由から運賃上昇が見込まれ、高値の状態が続いている。

12日終値と比較し、15日終値は日本郵船が7.1%増、商船三井が4.6%増、川崎汽船は9.6%増をそれぞれ記録。17日午前をピークに落ち着いてきたが、依然として高値をつけている。

昨年のパナマ運河の深刻な水不足による干ばつの影響が継続していることに加え、イエメン沖でフーシ派による商船襲撃、それに起因する米英軍による報復などで緊迫化したことで、紅海での安全な航行が困難な状況が続いている。海運の中では紅海での運航を一時停止する動きも強まっている。また、アジア–ヨーロッパ間の航路が喜望峰経由で長くなることにより船腹が不足すると予想されていることも、外航船需要を高める要因となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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