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ブルーヨンダー、相互運用可能なSC意思決定ツール

2024年1月22日 (月)

サービス・商品サプライチェーンマネジメント(SCM)システム大手のブルーヨンダー(アメリカ)は22日、計画から倉庫、輸配送、商取引に至るSC全体で自動的にデータ交換される相互運用可能なシステムの提供を開始したと発表した。

相互運用可能なシステム群により、ブルーヨンダーのSC計画と実行のプロセス、データをシームレスに接続し、よりリアルタイムに現実空間の環境を再現するデジタルツインを提供することで、企業全体の意思決定を合理化、加速させる。エンドツーエンドでSCを可視化するため、意思決定や行動が周囲の組織にどのような影響を与えるかを把握できるようになる。

AI(人工知能)とML(機械学習)をシステムに深く組み込むことで、意思決定、推薦、実行を促進し、自律的なSC運用を支援。すべてのシステムが単一のデータソースを通じて接続され、部門を超えてリアルタイムな相互運用を可能とすることで、より機敏で協調的な意思決定が可能となり、コスト削減、収益増加、顧客ロイヤリティーの向上につなげる。

SCの柔軟性向上に向けては、コミュニケーションの断絶や可視性の欠如、システムの断片化、負担の大きいワークフローなどが課題となる。ブルーヨンダーが提供するシステムは、エンドツーエンドで計画・実行の管理を調整、合理化し、SC課題解決に寄与。調達、生産、物流、ネットワーク戦略を単一のオペレーティングシステムでつなぎ合わせることで、リードタイムの短縮、サービスレベルの向上、業務効率の最適化、需要の最大化、コスト削減を実現する。

また、シームレスな在庫フローと間接コストの削減のため、商品の調達や割り当ての前に、予測される顧客需要、ネットワーク容量、倉庫容量、労働力容量、輸送スケジュールを調整。顧客の需要と無駄のバランスを取り、売り上げと収益を最大化するために、リアルタイムの在庫を考慮した物流の積載計画を策定する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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