ラピュタロボ、ホビーリンクJにASRS納入

サービス・商品物流倉庫用クラウドロボティクスプラットフォームを提供するラピュタロボティクス（東京都江東区）は24日、同社の自動倉庫「ラピュタASRS」を模型などの国内・越境EC（電子商取引）のホビーリンクジャパン（栃木県佐野市）の物流倉庫に今春に納入予定であることを発表した。

▲自動倉庫「ラピュタASRS（出所：ラピュタロボ）

ホビーリンク・ジャパンは、栃木県の自社倉庫から商品発送を行っているが、海外で商品の人気が急騰することに伴い取り扱い物量が増加。これへの対応として、より効率的なピッキングシステムの導入に至った。ホビーリンクジャパンでは倉庫作業のための人材確保にも苦慮していたが、ピッキングの効率化により省人化が実現。

また、既存倉庫で現状のオペレーションを行いながら、部分的にASRSをスモールスタートで段階的に自動倉庫を導入でき、導入後も需要に合わせた倉庫の拡張やロボットの追加が行えることなども導入決定の要因となったという。

また、建物の構造上、防火区画をまたいで運用する必要があったが、区画をまたいでのシステム構築が可能であったり、吹き抜けを活用してフロアをまたいだ運用ができるなど、既存建築物に応じた柔軟なシステムであったこともホビーリンクジャパンのニーズに合致した。

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LOGISTICS TODAY編集部
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