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コンベイの梱包材サービスが循環型経済促進で評価

2024年2月5日 (月)

認証・表彰comvey(コンベイ、東京都中央区)は2日、循環型経済をデザインするグローバル・アワード「サーキュラー・アワード2023」(crQlr Awards)を受賞したことを発表。世界44か国140点から選ばれた28点のプロジェクトの1つとなった。

▲リユーサブル梱包材「シェアバッグ」(出所:comvey)

今回の受賞対象は、EC事業者向けのリユーサブル梱包材「シェアバッグ」、およびそれらを運用するオペレーションシステムの2点を含めたサービス。同社のシステムが導入されたECカートでは、消費者は梱包方法をダンボール等の通常の方法にするかシェアバッグにするかを選択できる。届いたシェアバッグはポストに投函するだけで返却が可能であり、シェアバッグを利用した消費者はクーポンを獲得できる。同社へ返却されたバッグはクリーニング・修繕が施されたのち、再びEC事業者へと提供される。

シェアバッグを選んだ消費者は、梱包ストレスを軽減したり、クーポンなどの特典を獲得できるだけでなく、気軽にSDGsに貢献することができる。一方、EC事業者は、配送で発生する梱包ゴミを最小限に抑え、ダンボール回収やゴミ焼却時に発生するCO2を削減し、脱炭素化を推進することが可能となる。

サーキュラー・アワードは21年にスタート。主催団体は、循環型経済の実現に向けた「サーキュラー・デザイン」を実践するには、国内外の起業家やアーティストなど幅広い分野のクリエイティビティを活用する総合力が必要として、クリエイティブで独自性と将来性のあるプロジェクトを、発見・支援することを目的としており、持続可能性に対する意識が徐々に高まっている日本社会(市場)において、このプロジェクトが消費者行動にどう影響するのか、その成果を見守りたいとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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