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繰り返し使うシェアバッグでアパレルECのCN促進

2023年5月31日 (水)

サービス・商品comvey(コンベイ、東京都中央区)は31日、アパレル系EC事業者に対して、繰り返し使うエコな梱包材「シェアバッグ」と、それを運用するオペレーションシステムの提供を開始した。EC事業者は、本サービスを導入することで配送で発生する梱包ゴミを最小限に抑え、ダンボール回収やゴミ焼却時に発生するCO2を削減し、脱炭素化を推進することが可能となった。このコンベイのビジョンに共感したパートナーブランドとして、「O0u」(オー・ゼロ・ユー)と「NobodySurf」の2ブランドに導入されている。

▲エコな梱包材シェアバッグ(出所:コンベイ)

コンベイのシステムが導入されたECカートでは、消費者は梱包方法をダンボール等の通常の方法にするかシェアバッグにするかを選択でき、届いたシェアバッグはポストに投函するだけで返却が可能となる。また、シェアバッグの返却確認ができると、消費者にはクーポンが付与される。コンベイへ返却されたバッグはクリーニング・修繕が施されたのち、再びEC事業者へと提供される。

シェアバッグは、国内で生産されたリサイクル可能な生地を使い、国内工場で一つ一つ丁寧に縫製、50回以上リユースすることを前提にしており、使用サイクルが限度に達した場合あるいは破損した場合は、リサイクルによって再生ペレットに生まれ変わり、原材料として再利用されるなど、繰り返し使うことで脱炭素化に貢献できる。一方、シェアバッグを選んだ消費者は、過剰な梱包材の処理に関わる手間や環境への罪悪感を感じるといった梱包ストレスを軽減でき、クーポンなどの特典を獲得できるだけでなく、気軽にSDGsに貢献することができる。

現在、企業サイドにとっては2050年カーボンニュートラルへ向けた取り組みが、また消費者サイドでも環境意識が高まる中、今回の取り組みで具体的なCO2削減に貢献できると共に、SDGsを意識する消費者に訴求することで、ロイヤリティやリピート購入率の向上に繋げることが出来るとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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