シンガポールにCVC設立で物流革新を目指す、JR東

ロジスティクスJR東日本は6日、東南アジアを中心に活動するスタートアップへの出資と、JR東日本グループとの協業推進を行うコーポレートベンチャーキャピタル「JRE Ventures」（ジェイアールイー ベンチャーズ）をシンガポールに設立したと発表した。

生活ソリューションの事業領域に関する革新的な技術やビジネスモデルを有するスタートアップを対象に50億円の出資枠を設け、リテールテック領域などの海外スタートアップとの共創により、新たな顧客体験の価値創造を図る。

当初は、同社グループ事業とのシナジーが期待できる、広告、リテール・EC（電子商取引）、物流領域に対応するアドテック、リテールテック、ロジスティクステックの領域で技術やビジネスを有するスタートアップに注目し、順次マーケットの変化などを踏まえて事業領域を拡大する。

▲CVC概要（出所：JR東日本）

また、人手不足問題を抱える物流業界の改題解決を図るため、複数荷主の荷物の高効率な混載や最適な配送ルートのシミュレーション技術、倉庫自動化技術、ラストワンマイルの物流技術などにより物流DX（デジタルトランスフォーメーション）を目指す。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com