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大王製紙と北越コーポ、物流課題解決へ業務提携

2024年2月13日 (火)

荷主製紙メーカーの大王製紙と北越コーポレーションは13日、紙パルプ業界を取り巻く厳しい経営環境のもと、両社が抱える経営課題を解決し、企業価値の更なる向上を図るため、戦略的業務提携に向けて具体的な検討に入ることで合意した、と発表した。5月ごろをめどに業務提携の契約締結に向けて、両社間で協議を進めていくという。

製紙業界は、印刷情報用紙など国内紙の需要減少をはじめ、木材チップなどの原燃料価格高騰、さらには国内物流での2024年問題などに直面し、厳しい経営環境のもとにある。

両社は関係改善に向けて、23年9月に秘密保持契約を結び、「生産技術」「原材料購買」などをテーマに初期検討、協議を重ねてきた。

業務提携で取り組む主なテーマの一つが「製品物流」だ。
両社グループの物流網を活用した交錯物流の改善、コンテナの有効活用によるモーダルシフト推進、物流倉庫の相互活用や共同配送などについて取り組んでいくという。

両社は「両社の独立性と健全な競争関係は維持しつつ、各々の強みを活かして補完し合うなど、両社の中長期的な企業価値向上に資する取り組みについて積極的に検討を進めていく」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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