JR貨物1月輸送1.3％減ながら、鉄道シフトの兆候も

ロジスティクス日本貨物鉄道（JR貨物）が14日発表した1月の輸送動向によると、コンテナ輸送は前年同月比1.1％増の132万6000トン、車扱は同5.1％減の80万2000トン、合計では1.3％減の212万9000トンだった。

コンテナでは、清涼飲料水やビール類など食料工業品が堅調に推移したほか、一部顧客における鉄道シフトの動きもあり前年を上回った。また、積合せ貨物は、宅配便取扱量が減少傾向にあるものの、2024年問題を背景とするドライバー不足への対応として、鉄道シフトが進んだことで増送となった。一方、化学薬品は、一部顧客における輸送終了や需要低迷にともなう生産減により、荷動きが低調。エコ関連物資も一部顧客の処理計画変更により前年を下回った。

車扱は、石油が暖冬傾向により灯油及び重油を中心に需要低調による送料減となった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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