調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が16日に発表した2024年度の輸送実績(速報)によると、コンテナは前年比2.8%増の1861万7000トン、車扱は同1.4%増の853万トン、合わせて2.4%増の2714万8000トンとなった。8月の台風10号の影響や輪軸組立作業における不正行為の影響が大きかったものの、2024年問題などを踏まえた鉄道シフトの進展により、輸送実績は前年を上回った。
コンテナは、エコ関連物資が中央新幹線建設工事に伴う発生土の運搬などにより前年を上回った。また、清涼飲料水およびビール類などの「食料工業品」および「紙・パルプ」は、一部顧客の鉄道シフトにより増送となった。車扱は、「石油」が、ガソリンおよび軽油が年間を通じて概ね堅調な荷動きとなったほか、「セメント」は顧客工場における定期修繕計画の変更などにより前年実績を上回った。
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