調査・データ日本貨物鉄道(JR貨物)が10日発表した6月の輸送動向によると、コンテナ輸送は前年同月比0.1%減の149万4000トン、車扱は同8.4%減の59万4000トン、合計では2.6%減の208万9000トンだった。
コンテナでは、食料工業品が、気温上昇を受け飲料水、酒類などの需要が増加したほか、一部顧客の鉄道シフトの取り組みもあり好調。紙・パルプでも一部顧客の鉄道シフトで増送となった。一方で化学薬品は、需要低迷に伴う生産減で減送となり、積み合わせ貨物は鉄道シフトが進んでいるものの、平日が少なかったことで減少に振れた。
車扱は、顧客工場での定期修繕の時期ずれによりセメントを中心に減送となった。
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