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NEXCO中日本、深夜帯の眠気防止にコーヒー無料提供

2024年2月19日 (月)

調査・データNEXCO中日本は16日、深夜帯(22時〜翌5時)における居眠り運転による交通死亡事故などを防ぐため、新たな取り組みとして、コーヒーを無料提供するキャンペーンを始める。東名高速道路や新東名高速道路などの一部のサービスエリア(SA)、パーキングエリア(PA)に立ち寄る利用客に「カフェイン摂取」や「短時間(15分程度)仮眠」を実践してもらい、直接的な効果を検証する。対象者は、実施期間中に対象エリアの利用客。一人につき、1杯まで。コーヒーの受け取りにはスマートフォンアプリ「わくわくハイウェイ」のインストールが必要になる。

深夜帯は、交通量も少ない中で交通死亡事故が多い。NEXCO中日本調べによると、2022年は全33件中15件が、この時間帯で発生。23年は全34件中16件。

イタリアの高速道路を管理運営する「アウトスラーデ・ペル・イタリア」社が行なった取り組みを踏まえて、夜間にコーヒー無料提供を導入し、検証したうえで、さらなる交通死亡事故防止に向けて、抑止を目指していく。

コーヒーなどのカフェインが眠気防止に効果があることは一般的に広く知られているが、摂取後に、短時間(15分程度)の仮眠を取ることで、その効果を高められるという研究結果もあるという。

キャンペーンは2月19日から3月19日の期間のそれぞれ22時〜翌5時に実施する。
対象エリアは、東名・牧之原SA(上下)、浜名湖SA(上下集約)、豊田上郷SA(上下)、新東名・岡崎SA(上下集約)、新名神高速道路・鈴鹿PA(上下集約)、東名阪自動車道・御在所SA(上下)。各エリアのコンビニエンスストアで提供する。

同時にアンケート調査も実施する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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