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住商ソシラ横浜新施設、初のPLTグループ共同開発

2024年2月19日 (月)

M&Aプライムライフテクノロジーズグループ(PLTグループ)のトヨタホーム(愛知県名古屋市)とミサワホーム(東京都新宿区)、さらに住友商事は15日、横浜内陸部で最大となる消費地近接型物流施設「(仮称)SOSiLA(ソシラ)横浜港北II」を共同開発すると発表した。ことし10月の新築着工、26年春から夏頃の竣工を予定する。

▲物流施設、SOSiLA(出所:プライムライフテクノロジーズグループ)

近年、EC(電子商取引)市場の拡大により物流施設の需要が高まる一方、配送トラックやドライバー、庫内就労者の不足が 社会問題となっており、住友商事は、物流施設ブランド、ソシラシリーズの新規拠点の提供による社会課題解決を進める。

また、トヨタホームとミサワホームは、PLTグループとしての非住宅分野開発のフラッグシップ案件として物流施設事業およびその他の非住宅事業への取り組みを加速していく契機として、共同開発に参画する。

ソシラ横浜港北II(仮称)は、地上4階建て、延床面積11.2万平方メートルのマルチテナント型物流施設。首都高速横浜北線・馬場インターチェンジ(IC)や、 第三京浜・港北ICから車で10数分圏内と都心部へのアクセスに優れ、周辺5km圏の人口100万人に対するラストワンマイル配送が可能で、 従業員の確保においても優れた好立地。敷地内には、希少性の高い危険物倉庫の併設を予定しているほか、近年需要が高まっている冷凍冷蔵倉庫の導入も可能となる見込み。

トヨタ自動車とパナソニックホールディングスが20年に設立したPLTは、グループとして、これまでも関連企業の不動産を活用した住宅開発を中心とするまちづくり事業を進めてきたが、新たな取り組みとして、物流施設をはじめとする非住宅分野(オフィスビル、商業施設、複合施設など)の開発事業にも注力しており、同案件は、トヨタホームとミサワホームが連携する初めての大型物流施設開発事業となる。

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LOGISTICS TODAY編集部
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