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JALと丸紅、農畜水産業で高品質商品を供給

2024年2月19日 (月)

M&A日本航空(JAL)は16日、丸紅と、サステナブルな農畜水産業の発展に向けて協業する覚書を締結した、と発表した。環境に配慮した高品質な商品が生産者から消費者に届くまでの一貫したサプライチェーンの構築を目指す。

JALは2023年5月30日に消費者向け産直ショップを開設したのに加え、24年4月をめどに、飲食店などの法人事業者向けの産直品販売も開始することにしている。こうした事業でJALと丸紅は協業する。

両社の生産者ネットワークを組み合わせ、生産者の新規開拓、販路拡大に努めて、商品ラインナップの充実を図ることで、購入者のニーズにマッチする産直品販売の仕組みを構築していくという。

また丸紅は、畜産業界で家畜糞尿処理をめぐり、生産者から回収した糞尿由来の堆肥を農業用に販売し、そこで生産された農作物を消費者向けに販売する循環型の枠組みを構築してきた。水産分野では、環境負荷低減に向けた取り組みを推進している。

JALグループが持つ高速鮮度輸送のネットワークや顧客基盤と、丸紅グループの環境負荷低減に寄与する知見を掛け合わせて、環境に配慮しつつ独自の美味しさやこだわりを追求した商品を、より鮮度の良い状態でスピーディーに消費者に届ける「プレミアム市場」の創造も目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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