ロジスティクス農業総合研究所(和歌山市)は28日、北海道産農産物の産直流通拡大に向けて旭川空港に生産者が直接持ち込める集荷拠点を19日に開設した、と発表した。
7月に開設した新千歳空港に続き全国2拠点となる旭川空港の集荷場では、毎週土曜日の8時から8時30分に生産者が持ち込んだトマトやトウモロコシなどを、運営委託を受けた日本航空(JAL)がコンテナに積み込み、羽田空港に空輸。空輸された野菜は、北海道産の産直野菜として関東近郊の店頭に並び、消費者の手元に届く流れになっている。
両社は今後も北海道農産物の空輸体制を拡充する方針で、関東だけでなく海外に輸出することも視野に入れているという。