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「産直」拡大へ新千歳に集荷場開設、農業総研

2019年7月10日 (水)

国内農業総合研究所(和歌山市)は10日、日本航空(JAL)との業務委託契約に基づき、6日に新千歳空港内に生産者が農産物を直接持ち込める集荷場を開設した、と発表した。

集荷場には、空港近郊で収穫された農産物のほか、道内のトマトやトウモロコシが集荷され、即日JALの空輸便で羽田空港を経由して関東圏内のスーパーマーケットの産直コーナーで販売される。北海道からの農産物輸送は通常3~4日要していたが、農業総合研究所の販売プラットフォームとJALの空輸ネットワークを用いることで、消費者に北海道産の新鮮な農産物を届けることを実現した。

8月上旬には旭川空港内にも集荷場を開設する計画で、両社は産直農産物の流通拡大へ連携を強めている。

集荷場の概要
稼働日:毎週火曜日・土曜日
稼働時間:6時~6時30分
取扱規模:500キログラム~1000キログラム
取扱品目:トマトやトウモロコシなどの果菜類
運営:JAL