NEC、SCの環境負荷測定で連携拡大

環境・CSRNECは26日、三井住友銀行とカーボンニュートラル（CN）事業における協業に向けた基本合意契約を締結したと発表した。

同銀行のCO2排出量算定サービス「Sustana」(サスタナ)と、NECの環境パフォーマンス管理ソリューション「GreenGlobeX」(グリーングローブエックス)でのCO2排出量データの連携が可能になり、サプライチェーン全体のCO2排出量の可視化が実現する。可視化したデータは分析して、各企業に適したCO2排出量削減ソリューションやファイナンス支援などの新規サービスに活用する

今後の展望としては、ゼロボード（東京都港区）の温室効果ガス（GHG）排出量算定ソリューション「Zeroboard」（ゼロボード）を含めた3社間でのCO2排出量データの連携を予定している。

両社は、日本政府が掲げる2050年までの脱炭素社会を実現させるため、サービス間でのCO2排出量データの連携を可能にすることでサプライチェーン全体のCO2排出量を可視化し、CO2排出量の更なる削減に向けた提案を行うことで脱炭素社会の実現を目指す。両社は、2月28日～3月1日に東京ビッグサイトで開催される「脱炭素経営EXPO」の両社ブースにて、CO2排出量のデータ連携に関する取り組みをセッション形式で紹介する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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