公募・入札環境省は13日、バリューチェーン全体での排出量削減を目的とした支援事業として、「バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業」への参加企業・支援機関および業界団体などの募集を開始したことを発表した。
日本の温室効果ガス(GHG)排出量を2050年までに実質ゼロとするカーボンニュートラルの実現に向けた施策。
今回のモデル事業では、個別企業だけでなく、業界団体・企業グループも対象となる。個別企業に対しては、VC排出量削減のために、構成企業や取引先企業に対して行う排出量算定や、再生可能エネルギーの共同購買など削減手法の検討、排出量データの共有や連携に向けた取り組みなどを支援する。
業界団体・企業グループについては、業界内の目標設定や共通ルールの検討、取引先に対するヒアリング・実証などの取り組みを支援。対象は、業界団体を代表して検討に参加する企業グループや、業界内での影響力が強いリーディング企業グループとなっている。
環境省は「カーボンニュートラルの実現には、大企業のみならず中堅・中小企業も含めたサプライチェーン全体でのGXの取組が不可欠」とし、「VC排出量削減のため、VC構成企業の排出量算定や削減取組検討、データ共有などのサプライヤーエンゲージメントについて支援する」としている。
応募を希望する企業は、申請書に必要事項を記入の上、PDF化して、「バリューチェーン全体での脱炭素化推進モデル事業事務局」(R6vc_support@bluedotgreen.co.jp)までメールで提出する。締め切りは7月19日午後5時
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