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日本郵船G英国法人、現地配送PF買収でEC強化

2024年2月26日 (月)

M&A郵船ロジスティクスの英国法人で物流事業を手がけるInternational Logistics Group(インターナショナル・ロジスティクス・グループ、ILG)は26日、日本時間21日(現地時間20日)、配送プラットフォーム事業の英Global Freight Solution(グローバル・フレイト・ソリューション、GFS)など10社を傘下に持つ持株親会社Noel Topco(ノエル・トプコ)を買収したと発表した。

ILG社はEC(電子商取引)事業者向けに商品の受注から配送までを請け負うフルフィルメント事業に特化した企業。英国のEC市場の規模は中国、アメリカに次ぐ世界3位、欧州1位の位置付けで、ILGはこれまでその旺盛な需要を背景にして着実に事業を拡大してきた。

一方、英ノエル・トプコの主要事業会社であるGFSは、商品配送や返品について、最終消費者、EC小売事業者、フルフィルメント拠点、運送事業者を管理・連携するためのプラットフォームサービスを提供しており、そのサービスは配送可能エリアや日時、料金の選択肢の幅が広く、多様化・高度化する顧客ニーズへ対応している。

今回の買収で、日本郵船グループが展開する物流事業に、新たなプラットフォームサービスを加え、サービスの拡充と他社との差別化を目指すとしており、今後も拡大が期待されるEC市場での強固な事業基盤を構築し、更なる物流事業成長を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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