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貿易書類50項目に対応のAI-OCR開発、シナモンAI

2024年2月26日 (月)

拠点・施設AI(人工知能)ソリューションを提供するシナモン(東京都港区)は26日、同社の高精度AI-OCR「Flax Scanner」において、国や企業ごとにフォーマットが異なる貿易書類の船荷証券「Bill of Lading」(B/L)50項目を自動認識してテキストデータを抽出する「Flax Scanner for 貿易書類 Bill of Lading汎用モデル」の販売開始を発表した。

▲Flax Scanner for 貿易書類 Bill of Lading汎用モデル(クリックで拡大、出所:シナモンAI)

同モデルは、輸出者、輸入者、船会社、航空会社、フォワーダー、保険会社、銀行などの貿易書類を扱う企業で導入可能で、ユーザーインターフェース(UI)を用いたシステム利用やAPIのみの提供、細かなチューニング設定などのカスタマイズが可能だ。

国内での貿易業務では、貿易に関わる貿易書類から人が必要項目を確認して入力するが、書類のフォーマットは国や企業によって異なるため情報入力には経験とスキルが必要で、入力作業に時間を要するという課題がある。今回のモデルでは、「特徴量学習型」のAI-OCRを開発しAIに膨大なデータを学習させることで、パターンや一貫性を見つけ出し、対象とするデータをAI自身が特定できるようになったため、フォーマットが無数に存在する貿易書類の読み取り作業の効率化が実現する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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