ウエルシアとツルハ経営統合、物流効率化も

M&A流通大手のイオンは、子会社のドラッグストア最大手ウエルシアホールディングス（HD）とツルハHDの経営統合に向けて協議を開始することで3社が合意したと発表した。国内の売り上げで業界トップと2位の大型の経営統合となる。

3社は2027年末までに、最終的な契約を結ぶことを目指すとしている。3社は、各社の持つ経営資源を最大限に活用し、日本最大のドラッグストア連合体を作ることで国内事業の強化を進めるとともに、海外展開を進めていくとしている。

ドラッグストア業界では労働人口減少と薬剤師不足、地域支援体制加算導入に伴う調剤報酬改定などもあり、統廃合が進んでいる。一方で、近年はスーパーマーケットやコンビニエンスストア、EC（電子商取引）での医薬品の販売も増え、ドラッグストアの競争が激化していることなどもあり、統合による経営、物流、仕入れの効率化を図る。

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LOGISTICS TODAY編集部
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