ココカラファイン、中国に100％出資のドラッグストア拠点

荷主ココカラファインは8日、中国・上海市にヘルス&ビューティケア商品の小売、卸売を目的とした100％出資現地法人「可開嘉来（上海）商貿有限公司」の営業許可を2月29日に取得したと発表した。100％出資の現地法人設立は日本のドラッグストアで初めて。

同社は今春中に第一号店を出店し、現地法人を中国のドラッグストア事業拠点として、出店エリアの拡大を目指す。

中国のドラッグストア市場は、可処分所得の伸びに伴い毎年10％前後の成長を続けているが、10年前から始まったチェーン薬局の経営がドラッグストア業態への転換を模索している状態にあるため、他社に先駆けて中国での出店基盤を整えるもの。