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郵船、英国の郵船ロジ新倉庫に500億円を投資

2024年3月1日 (金)

M&A日本郵船は1日、同社グループ会社のYusen Logistics UK(YLUK)が、英国で2025年4月開業予定の大型倉庫を不動産会社のSEGROグループから15年間賃借するリース契約の締結に合意したと発表した。リース総額と新倉庫内の設備投資を含めた投資総額は2.8億ポンド(約500億円)で、同社グループの物流事業として過去最大の投資案件となる。

▲外観イメージ図(出所:日本郵船)

新倉庫では、自律走行する搬送ロボットや、自動でラックに貨物を出し入れする機能を完備するなど最先端のシステム導入により労働力不足に対応する。また、屋根に太陽光パネルを設置し、トラック輸送から鉄道輸送へのモーダルシフトを進めるための鉄道線の引き込みを実施しており、同国で建物の環境性能を評価するシステムである「BREEAM認証」おいて2番目に評価が高い「Excellent評価」を取得している。

立地面では、英国内物流の要衝である中東部のノーサンプトンに位置し、敷地面積は11万平方mで同社グループの物流施設の中で最大規模となり、日用品や耐久消費財だけでなく温度管理した専用スペースを有するため医薬品の取り扱いも可能だ。

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LOGISTICS TODAY編集部
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