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商船三井と出光、船内廃プラの再資源化に向け検証

2024年3月1日 (金)

環境・CSR商船三井は2月29日、出光興産と共同で、大型原油タンカー内で発生する使用済みプラスチックの再資源化に向け、実証実験を開始すると発表した。

▲使用済みプラスチックの回収を行う大型原油タンカー(出所:商船三井)

実証実験は、出光の子会社、出光タンカー(東京都千代田区)が、商船三井から用船する大型原油タンカーで行う。タンカーが航行する際に、船内で発生する生活ごみに由来の使用済みプラスチックを原料にして、出光の子会社、ケミカルリサイクル・ジャパン(東京都中央区)が、特殊な技術で生成油を生産する。

出光が、この生成油を石油化学製品や燃料油の原料として利用できるかを確認することで、商船三井が運航する船内で発生する使用済みプラスチックの再資源化の可能性を検証する。

将来的には、出光の石油精製、石油化学装置を活用し、「リニューアブル化学品」や「リニューアブル燃料油」の生産を目指すという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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