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日通と出光、物流資材プラスチック再資源化で協業

2023年11月30日 (木)

環境・CSRNIPPON EXPRESSホールディングスは11月30日、日本通運と出光興産が共同で、ストレッチフィルムや発泡スチロール、プラスチックパレットなどの使用済み物流資材プラスチックの再資源化に向けた実証実験を開始したと発表した。

日通の物流拠点で発生する使用済み物流資材プラスチックを原料とし、出光子会社のケミカルリサイクル・ジャパン(東京都中央区)が油化ケミカルリサイクル技術により生成油を生産。出光興産が生成油を石油化学製品や燃料油の原料として利用できるかを確認することで、使用済み物流資材プラスチックの再資源化の可能性を検証する。将来的には、使用済み物流資材プラスチック由来の生成油を原料に、出光の石油精製・石油化学装置を活用し、生成油から製造するリニューアブル化学品やリニューアブル燃料油の生産を目指す。

▲物流資材プラスチック再資源化のフロー(クリックで拡大、出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

また、日通は自社の配送車両や拠点を活用した効率的な使用済みプラスチックの収集、運搬についての検討を進め、輸送時に発生するCO2排出の削減にも取り組む。

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LOGISTICS TODAY編集部
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