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川崎市、水素サプライチェーン構築で昭和電工と連携

2015年7月29日 (水)

荷主川崎市は28日、昭和電工と低炭素水素社会の実現に向けた連携・協力に合意し、協定を締結した。

取り組みの一つとして、使用済プラスチック由来の水素を川崎臨海部の需要者にパイプラインで輸送し、純水素型燃料電池を活用しエネルギー利用する技術実証を行う。

これは環境省が公募した「2015年度地域連携・低炭素水素技術実証事業」で、昭和電工の「使用済プラスチック由来低炭素水素を活用した地域循環型水素地産地消モデル実証事業」が採択されたことから、市と連携・協力し、水素を活用した統合的システムの地域実証を行うことにしたもの。

市は実証事業に参加する各事業者間などの調整、許認可取得関連の支援、実証事業への助言などの役割を担い、昭和電工は使用済プラスチック由来の水素の製造・供給を行うとともに、サプライチェーンの実現に必要な技術実証を行う。

川崎市、水素サプライチェーン構築で昭和電工と連携

(出所:昭和電工)