国交省、来年度の4車線化着手区間を公表

行政・団体国土交通省は1日、高速道路の暫定2車線区間について、来年度に向けて新たに4車線化に着手する候補箇所として計11ヶ所約57kmを選定した、と発表した。事業費は合計約3560億円に上る。

同省では、2019年9月に課題の大きい区間約880kmを優先整備区間として選定し、順次、事業化してきた。

来年度に向けて、災害、渋滞、事故発生場所などを総合的に勘案し、着手する区間を選定した。

昨年5月に成立した「道路整備特別措置法及び独立法人日本高速道路・債務返済機構法の一部を改正する法律」により、料金徴収期間が延長したことで得られる財源を活用して、4車線化を実施するという。

候補箇所は以下の通り。

北海道の道東自動車道（追分町IC-夕張IC）4.1km
秋田県の秋田自動車道（横手北スマートIC-大曲IC）7.9km
宮城県の常磐自動車道（山元南スマートIC-山元IC）5.5km
新潟県の磐越自動車道（西会津IC-津川IC）8.7km
岐阜県の東海北陸自動車道（飛騨清見IC-白川郷IC）4.3km
島根県の山陰自動車道（松江玉造IC-宍道JCT）3.0km
徳島県の徳島自動車道（美馬IC-吉野川SAスマートIC）4.8km
愛媛県の松山自動車道（伊予IC-内子五十崎IC）5.3km
福岡県の東九州自動車道（みやこ豊津IC-築城IC）1.2km
鹿児島県の東九州自動車道（末吉財部IC-国分IC）7.1km
佐賀県、長崎県の西九州自動車道（武雄南IC-波佐見有田IC）4.6km

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LOGISTICS TODAY編集部
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