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日本郵船、米加州で船舶排気ガス処理技術活用

2024年3月5日 (火)

環境・CSR日本郵船は5日、米国の船舶向け排気ガス処理事業会社STAX Engineering(スタックスエンジニアリング)と、船舶からの排気ガスを回収・処理する技術の利用契約を締結したことを発表した。

▲船舶から排気ガスを回収・処理するイメージ(出所:日本郵船)

この技術により、同国カリフォルニア州に寄港する同社運航の自動車専用船が停泊中に発する排気ガスを2025年1月から回収・処理する。カリフォルニア州大気資源局(CARB)が同州に寄港する船舶に定める排気ガス規制の対象拡大に対応した取り組みを実施する。

この技術はバージ(はしけ、小型で平底の船舶)または陸側に設置された排気ガス処理装置と船舶の煙突を鋼管とホースでつなぎ、排気ガスを空気中に出さずに回収・処理する。船舶に追加設備を導入する必要がなく、同社ではカリフォルニア州内の主な港で、運航する自動車専用船を対象に同技術を用いた排気ガス回収・処理サービスを利用する予定。なお、同社とスタックスの契約金額は総額1600万ドルとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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