大和ハウス、ベトナムで初の物流施設を着工

▲DPLベトナムミンクアン外観（出所：大和ハウス工業）

拠点・施設大和ハウス工業は4日、WHA Corporation PCL（WHA、タイ王国）と共同出資しているDH WHA Logistics Property Minh Quang Vietnam（DH WHAロジスティクス・プロパティ・ミンクアン・ベトナム）が、3月1日にベトナム北部フンイエン省のミンクアン工業団地内に、マルチテナント型物流施設「DPL Vietnam Minh Quang」（仮称DPLベトナム・ミンクアン）を着工したと発表した。

同施設の敷地面積は7万109平方m、延床面積は4万2330平方m、賃貸面積3万7548平方mで最大10社（1区画約2800平方m～）のテナント入居が可能。立地面では、ハノイ中心部まで直接アクセス可能な幹線道路に面し、ベトナム北部最大の国際空港ノイバイ国際空港まで54km、貿易港のハイフォン港まで80kmと輸出入の拠点としても優位性が高い。

同施設の周辺は工業団地が集積したエリアで90社以上の日系企業が進出しているため、製造業などの企業が原材料や商品を保管する施設としても有効だ。

WHAは、総賃貸面積約290万平方mの物流施設を開発しているだけでなく、物流戦略の構築など幅広い事業サービスやインフラを提供しており、タイで12カ所、ベトナムで3カ所の工業団地の開発を手掛けている。ダイワハウスとWHAは、ことし1月に合弁事業契約を締結し、物流施設開発に関する調査、設計、施工、建物の管理に関するノウハウなどを組み合わせ、海外で物流施設を検討する国内外の企業への誘致活動に注力している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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