ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

東洋ゴム、タイで自動車部品を現地生産

2013年1月15日 (火)

アパレル東洋ゴム工業は15日、タイで高機能樹脂製等速ジョイントブーツの製造・供給を来年4月から開始すると発表した。

東南アジアで自動車メーカーが相次いで増産を決めており、部品の現地調達を積極化する方針を打ち出していることから、新たに自動車の駆動軸の接合部分に用いられる高機能樹脂製等速ジョイントブーツの製造・供給を開始することにしたもの。同社は既に、自動車用防振ゴムの販売も決定している。

等速ジョイントブーツは、自動車のエンジン動力を車輪に伝えるドライブシャフトのジョイント部分に装着される自動車用部品で、ジョイント内に潤滑油を密封してなど速ジョイントの働きを維持するとともに、外部から泥や石などの侵入を防ぐ。

等速ジョイントブーツの現地製造・販売に際し、同社は現地法人に対して増資を行うとともに、アマタナコーン工業団地に樹脂製等速ジョイントブーツの製造拠点を設け、タイで自動車メーカー、ドライブシャフトメーカーへ製品の最適供給を図る。

■新工場の概要
所在地:タイチョンブリー県アマタナコーン工業団地
事業概要:高機能樹脂製等速ジョイントブーツの製造
操業開始:2014年4月
建屋面積:2100平方メートル