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反射型液晶の生産拠点を移転、ケンウッド

2024年3月18日 (月)

拠点・施設JVCケンウッド15日は、反射型液晶デバイス(LCOS)の生産拠点をことし4月より、同社の久里浜工場(神奈川県横須賀市)から、JSファンダリ(東京都港区)の新潟工場(新潟県小千谷市)に移転すると発表した。

▲JSファンダリ新潟工場(出所:ケンウッド)

久里浜事業所内の工場の稼働は3月末日で終了し、4月1日以降はJSファンダリの新潟工場内の生産施設(クリーンルーム)の一部を賃借してLCOSを生産する。同クリーンルームは、8K映像表示やネイティブ4KなどのLCOSの生産仕様や規格に適しており、より高い精度と安定した品質確保が可能で、ことし中に量産開始を予定している。

LCOSは、プロジェクター用映像デバイスだけでなく光通信用デバイスとして、ポスト5Gネットワークで発生する膨大な通信トラフィックに対応するための高性能化と、需要拡大への対応が求められており、同社は今回の生産拠点の移転によってLCOSのラインアップ強化と生産量への柔軟な対応を目指す。

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LOGISTICS TODAY編集部
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