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新日鉄住金、厚板溶断加工事業を統合

2013年1月21日 (月)

荷主新日鉄住金は18日、連結子会社で厚板溶断加工事業を手掛ける日鉄神鋼シャーリングとシーヤリング工場を合併させると発表した。

合併する両社は厚板溶断加工事業を主力としているが、これまでの公共事業削減、民間設備投資低迷で鉄骨・橋梁分野の需要が著しく減少している。

建産機分野でも世界的な景気低迷、空洞化の進展の中「大幅な回復は期待できない」ことから、近接する生産拠点を持つ両社を合併することで、最適な生産・稼動体制の構築と、コスト競争力の強化を図ることにしたもの。

今後、新日鉄住金を合わせた3社のメンバーによる「合併検討チーム」を編成し、4月1日をメドに合併作業を進める。シーヤリング工場で行っている熱処理事業は、合併会社に引き継ぐ。