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郵船、JX石油開発とCO2液化・貯蔵巡り共同検討

2024年3月22日 (金)

環境・CSR日本郵船は21日、JX石油開発(東京都千代田区)と日本郵船の関連会社「クヌッツェン・エヌワイケイ・カーボン・キャリアーズ」(ノルウェー、KNCC)の3社で、KNCCの独自技術を活用したCO2の液化・貯蔵プロセスの最適化に関する共同検討の覚書を締結した、と発表した。

▲KNCCのCTC実証試験設備「テストリグ」(出所:日本郵船)

独自技術は、カーゴンタンクシリンダー(CTC)と呼ばれる。この技術を使って、CO2輸送システムを最適化することを目指すもので、比較的に高い温度と圧力で液化CO2を貯蔵、輸送する方式を活用して、CCUS(CO2の回収、利用、貯留)バリューチェーンを構築する上で想定される、設備投資や環境負荷などの課題を解決する手立てになると期待されているという。

3社は、KNCCがノルウェーに保有するCTCの実証試験設備「テストリグ」を使い、ことし後半までに最適化の検証を行う。

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LOGISTICS TODAY編集部
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