荷主日本トレクス(愛知県豊川市)は22日、物流2024年問題解決に向けた対策として、4月からドライビングスクールを開校する、と発表した。愛知県豊橋市の「とよはし産業人材育成センター」を研修場所に、トレーラーに特化した研修を提供する。

▲スクールの様子(出所;日本トレクス)
同社には以前から、「現物に触れて導入を検討したい」「トラックからトレーラーへのステップアップを支援してほしい」といった顧客の声が多数寄せられていたという。こうした状況を踏まえ、トレーラーメーカーが、実際の車両を使用してドライビングスクールを開くことで、24年問題解決の一助を目指すという。
同スクールでは、大型車からのステップアップやトレーラー免許を保有する初心者への運転講習を目的とした研修を提供する。運転免許の取得はできない。そのため、トレーラーを導入しようと検討している企業や、トレーラードライバーの初心者などに受講を勧めていく。研修では、トレーラーの基礎知識を座学で学んだり、実機を運転してのクランクや方向転換における後退操作などを学ぶ。
まずは、セミトレーラーを使った講習から始め、順次、車体と荷台部分が脱着できるスワップボディーなどの講習も始めていく計画。24年夏には、ダブル連結トラックを使った講習も開いていく予定という。
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