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マンがメガワット充電披露、30分で7割チャージ可能

2024年3月25日 (月)

荷主ドイツ商用車メーカーのMAN(マン)はこのほど、EV(電気自動車)トラックのメガワット充電システム(MCS)の披露し、デモンストレーションを行った。

▲マンのメガワット充電システム(出所:マン)

MCSは700キロワット、1000アンペア以上の電気容量で充電を行うことができる。そのため、30分でバッテリーを10%から80%まで充電可能となるため、法で定められた運行中の休憩時間の間に航続距離は300~400キロに当たる充電を行うことができる。日本においても24年4月以降は連続運転は4時間までで、4時間運転した後は30分の休憩が義務づけられる、いわゆる「430休憩」が始まるが、4時間の運行後の30分休憩で300〜400キロの航続運転が可能な電力を充電するというのと同等の運用ができることになる。

マンのCEOは「2030年までにヨーロッパにMCS充電ポイントを3万か所、そのうちドイツに約4000ヵ所設置することを目標にする」と述べた。同社はことしに入って、EV充電ソリューションを展開するABB E-モビリティーと独占的協力契約を締結し、持続可能で経済的な長距離重量物を実現するためのMCSの開発に注力している。

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LOGISTICS TODAY編集部
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