豊田織機が再出発委を設置､経営陣報酬の一部返納も

荷主豊田自動織機は22日、エンジン国内認証における法規違反で是正命令を受けたことに対し、再発防止策の推進を担う「再出発委員会」を設置したと発表した。委員長は伊藤浩一社長が務める。また、「長期間にわたり法規違反を是正できなかった」として、伊藤社長の月額報酬の30％を6か月分、役員の月額報酬の20％を3か月分、それぞれ返納することも発表した。

同社は2月22日付で国土交通省から、「不正行為を起こし得ない法規・認証関連業務の実施体制の構築」など、抜本的な再発防止策の取りまとめと同省への報告を命じられていた。同社はこれを受け、社長を委員長に、事業部長とチーフオフィサー、本社関連役員、部門長をメンバーとする「再出発委員会」を設置。再発防止に向け、正しいことを正しく行うための「風土」「しくみ」「組織／体制」の3つの改革を再発防止策に落とし込むとしている。

今後四半期ごとに、実施状況の進ちょくを報告するという。

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LOGISTICS TODAY編集部
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