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ドラッグストア協会、不正証明で西友に退会勧告

2013年1月23日 (水)

話題西友が昨年11月に、薬剤販売の登録販売者試験を虚偽の証明書で受験資格を満たしたように偽り、従業員282人に不正受験させていた問題を受け、日本チェーンドラッグストア協会はこのほど、同社に退会勧告を行った。

西友は登録販売者の実務経験不正証明問題が報道され、社会問題になっていたが、協会に対して「何ら説明がなかった」という。

協会は「説明要請にも二度目の要請でようやく面談の機会を得たが、何ら説明や反省は見られず、防止対策案が示されることもなく、極めて誠意のない対応であった」と西友を非難。その上で「当協会の会員として問題がある」と結論付け、退会を勧告したもの。

これまで、同社に説明を求め、説明内容や対応状況について常任理事会で検討してきたが、消費者の信頼を失ったこと、業界の混乱を招いたことを重視し、今月18日に協会による処分を各社に連絡した。