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日通が入社式、竹添社長「グローバル成長の起点に」

2024年4月3日 (水)

▲訓示する日本通運の竹添進二郎社長(出所:NIPPON EXPRESSホールディングス)

ロジスティクスNIPPON EXPRESSホールディングス(NXHD)は2日、日本通運が1日に、本社(東京都千代田区)で入社式を行った、と発表した。総合職の新社員など230人が集まった。

2日にはNXグループ各社の新入社員を対象とした研修を行うとしている。

竹添進二郎社長の訓示(要旨)は以下の通り。

本日、将来の可能性に満ち溢れた皆さんが、当社に入社し、社会人として新たな一歩を踏み出されることを、大変うれしく思います。そして、これから共に働く仲間として、皆さんの入社を心から歓迎いたします。

本年2024年は、2028年までの今後5年間、会社をどのように経営していくかを示した「NXグループ経営計画2028」がスタートする年でもあります。本経営計画では、お客様と社会課題に向き合い、「顧客志向の強い企業への変革」、「収益力の高い企業への変革」、「選ばれる企業への変革」の3つの変革に取り組むこととしています。2037年の長期ビジョンである「グローバル市場で存在感を持つロジスティクスカンパニー」の実現に向け、重要な期間のスタートであります。

当社日本通運は、NXグループの中核であり、NXグループを牽引していかなければなりません。目標は、マザーマーケットである日本で勝ち、同時にグローバル成長の起点となることです。

日本で勝つという意味は、日本通運の全事業において、従業員の皆さんが自信と誇りを持って、仕事に取り組むことができるということ。そして、お客様に感謝され、社会に貢献できるということです。そのプロセスの中で、日本通運の競争力が磨かれ、収益性が高まり、NXブランドが認知されることで、日本起点でNXグループがグローバル市場で勝負できるということです。

当社はこれまで、長い歴史の中で幾多の困難を乗り越え、今日の姿を築いてきました。社会は大きく、時に急激に変化してまいりましたが、物流が社会に果たすべき役割は常に変わりません。私たちは、時代の変化を捉え、様々な困難に挑戦し続けるとともに、社会から信頼されることを誇りとして、今日まで社会で重要な役割を果たしてまいりました。

いつの時代も、私たちの根底にあるのは、創立以来、先輩から後輩へと脈々と受け継がれてきた、「物流を通して社会発展に貢献し、豊かな未来を創る」、という強い想いです。これは誰かに強制されたものではなく、当社のDNAとして、組織風土として定着しているものです。

これらを言葉にしたものが「NXグループ企業理念」です。また、この企業理念に基づきNXグループが世の中に提供する価値観を表した企業メッセージが「We Find the Way」です。企業理念と企業メッセージは、私たちがもっとも大切にするべきもの、原点として常に立ち返るべきものです。長期ビジョンという高い目標は、現状にとどまっていては達成できません。より良い未来を目指して、皆さんと一緒に変革に挑戦していきたいと思います。

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LOGISTICS TODAY編集部
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