高速道路3社､24年度に大型車駐車マス560台拡充

産業・一般東日本高速道路、中日本高速道路、西日本高速道路の高速道路3社は2日、高速道路の休憩施設で生じる大型車駐車エリアの混雑解消に向けた対策として進めている、大型車駐車マス拡充の取り組みについて計画を公表した。2023年度は大型車マス630台の拡充を終え、24年度には560台の拡充を予定している。

▲東北道 那須高原SA（下り）のレイアウト変更後の状況（出所：東日本高速道路）

23年度は、既存エリア内で小型車マスから大型車マスへの描き換えなどにより、全国49か所のサービスエリア（SA）、パーキングエリア（PA）で、大型車マス630台の拡充を完了した。

24年度には、全国34か所のSAやPAで、560台の大型車駐車マスの拡充を進める計画。マスの変更だけでなく、大規模な土木工事や照明、満空情報板といった既存施設の移設などを伴うも予定する。

一方で、休憩施設の敷地は限られており、駐車マスの増設やレイアウト変更による対策は限界があるとし、今後は、休憩施設以外の高速道路事業用地などを活用した大型車専用駐車場の設置や駐車マスの立体構造化、複数縦列式（コラム式）駐車場の導入を進めていくことにしているという。

■24年度の駐車マス拡充計画
https://www.c-nexco.co.jp/images/news/6029/72c558b84afda616b31f1f268c47a7c0.pdf

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

LOGISTICS TODAY編集部
メール：support@logi-today.com