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ONE、長崎県出島でコンテナ海運の未来を討議

2024年4月4日 (木)

ロジスティクスオーシャンネットワークエクスプレス(ONE)は2日、アンカー・シップ・パートナーズ(東京都中央区)、構造計画研究所、十八親和銀行(長崎市)の協力を得て、長崎県出島で第3回コンテナ海運サミットを3月26日に開催したことを発表した。昨年3月以来1年ぶりの開催となり、ONE関係者を含む日本、シンガポール、中国からの専門家や学識経験者が集い、コンテナ船業界の課題やサプライチェーンと社会の未来について意見を交わした。

▲第3回コンテナ海運サミットの様子(出所:オーシャンネットワークエクスプレス)

サミットでは、「次世代燃料のトレンドとオペレータのリスク評価」「海運の脱炭素化に向けた産学連携」「海事産業の人材開発」に関するパネルディスカッションが行われ、国内外の研究機関、関連企業、大学の研究者らが参加。アンモニアやメタノールなどの次世代燃料の利用展望、脱炭素化政策、安全ガイドラインの策定、産学連携による脱炭素化推進、グローバル規制の標準化、グリーン燃料の普及などが話し合われた。また、海運業界に必要な人材像や人材育成策についても議論された。

ONEは、産学や国際間の協力を通じてコンテナ海運業界の発展と課題解決を目指し、多様なステークホルダーとの協業によるサプライチェーンの構築に取り組むとしている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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