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鶴丸海運、北九州港の危険品営業所に普通倉庫新設

2024年4月4日 (木)

拠点・施設鶴丸海運(北九州市)は4日、同社ロジスティクス部化学品センターにおいて、普通品倉庫と事務所建設に着手、8月ごろの完成を目指すと発表した。

▲新倉庫、事務所イメージ(出所:鶴丸海運)

同センターは、北九州市門司区田野浦という北九州港のメイン港となる太刀浦コンテナヤードから3キロ圏内と輸出入貨物の取り扱いにおいて好立地に位置し、敷地内に危険品倉庫6棟と普通品倉庫1棟、コンテナ荷捌き場と事務所を構え、化学品の入出庫・保管・配送業務を行っている。

また、国内法令(消防法、毒劇法、高圧ガス保安法)、船舶運送等の法令について知見があるため、消防該当品、毒劇物、定温貨物と顧客のニーズに合った様々な貨物を取り扱いが可能。消防法該当品に関しては、第1類、第2類(引火性固体のみ)、第4類、第5類の取り扱いに対応する。また、現在取り扱っていない第6類の貨物も消防手続きを行うことで保管が可能となる。

上記の倉庫以外に、毒劇物倉庫(門司区太刀浦)、第二事業所(同新門司)も保有。毒劇物倉庫は化学品センターの近隣で毒劇物を保管。第二事業所では、普通品を保管する一般倉庫と定温倉庫(16度帯)と荷捌場を保有しており、保税倉庫でもあるため、外国貨物の取扱いも可能となっている。

今回、ロジスティクス部化学品センターに普通品倉庫・事務所を建設、普通品倉庫が建設されることで、これまで第二事業所や他営業所、他社などを活用していた保管案件を化学品センターの方でも対応することができるようになる。

さらに、海上コンテナの高さに合わせた仕様にすることで、20フィート、40フィートのコンテナ貨物の保管が可能になり、荷捌場を併設したことで、安全品質とスピードも担保することができるのが大きな特長となっている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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